パッチ5.25版 機工士のスキル回しについてあれこれ書いていきます。
少し個人的な好みが入った装備構成になっていますが、現状の平均ILで限界値に到達したので記録と整理を兼ねて記録してみました。
(タイトルではPatch5.25と記載していますが、2020年4月17日現在最後のバランスアップデートは5.1です。)
ステータスと装備
ステータスおよび装備構成は以下の通り。

()内はマテリアによる補強
武 | エデン | クリ+498、DH+349(DH+120) |
頭 | エデン | クリ+281、意思+197(DH+120) |
胴 | エデン | クリ+457、DH+320(DH+120) |
手 | 奇譚RE | クリ+281、DH+197(DH+60、SS+60) |
腰 | エデン | SS+148、DH+211(クリ+120) |
脚 | 奇譚RE | クリ+457、DH+320(DH+120) |
靴 | 奇譚RE | クリ+281、SS+197(DH+120) |
耳 | エデン | クリ+211、意思+148(DH+120) |
首 | エデン | SS+148、DH+211(クリ+120) |
腕 | 奇譚RE | クリ+211、DH+148(DH+60、SS+60) |
指 | 奇譚RE | クリ+148、意思+211(クリ+60、DH+60) |
指 | エデン | クリ+211、DH+148(DH+60、SS+60) |
個人的な趣味趣向によりスキルスピードが1040必要なのでSS盛りにしています。
零式:共鳴編4層を最適化するために組み上げたこの装備ですが、まぁまぁぼちぼちいいんじゃないかなと思っています。1~3層でもっと最適化するならSSは捨てるべきです。
Patch5.25 機工士のスキル回し(動画)
上記の装備構成にオヴィムミートボール(OMB)、強化薬を使用しています。シナジー用にロボをフル活用できているわけではありませんが、参考資料として。


OMBをプラスするのでDHは3412、意思は985(+値上限未満)になっています。
Patch5.25 機工士のスキル回し(チャート)
Final Fantasy XIV Rotations: Shadowbringers / BETA

こんな感じになっています。開始4秒前に整備を、1秒前に薬でスタートです。
エアアンカーが5GCD目にあるのは安定を取っているためです。4GCD目に来るのが理想ですけども、コンテンツ中のムービーなどで完全に上がる場合はそこまで気にしなくても良いです。
4GCD目か5GCD目かに意識を割くよりも、ちゃんとリキャストごとにロスなく使えているかどうかの方が大事です。上記のスキル回しにだまし討ちをあわせるとだいたいこんな感じになります。

(おおまかですが)赤で塗った部分がだまし討ちによる被ダメ上昇のタイミングです。4層のクリア動画を見ながらだまし討ちの時間を計測、ハイライトしています)
だまし討ちにヒートブラスト、リコシェット、ガウスラウンドなどブン回すものがしっかりIN。ワイルドファイアもOKですね。
2回目、3回目のだまし討ちにばっちりオートマトンが入っています。

2回目の召喚ではやや遅く、稼働時間をフルに活用できていません。可能であればもう1手ほど早めて召喚するのがベストですが、その後のコンテンツの流れなどで左右されるため最適解ではありません。
ただ、2回目のオートマトンのタイミングは120秒アビリティが返ってくる時間です。連環計やエンボルデンなど開幕で使ったバフがちょうど戻っているタイミングなのでシナジーの重なり具合を見て調整するほうが良いかもしれませんね。
機工士を扱う上で大切なのは「リキャごとのドリル・エアアンカー」
機工士がもっともDPSを出すスキル…それは「ドリル」です。ヒートブラストよりも多く割合を締めています。
もうひとつ、威力700のエアアンカーは割合こそ低いものの重要スキルです。
ただ、僕自身を含めちょっとしたミスからドリルやエアアンカーが1,2GCD寝てしまうこともあります。2つのリキャストが近いにも関わらずハイパーチャージをONにしてしまったりとか、GCDに微ロスが発生してしまいコンマ数秒ドリルが間に合わずに通常WSを打ってしまったりだとか…
色々ありますが、いかにロスなくリキャストごとにドリル・エアアンカーを打てるかどうかが重要なのです。
ワイルドファイアの性質
機工士のスキル史上最も威力が高いアビリティ。最高威力はなんと1200にも及びます。
しかし、厄介なことにつよいクセを持ち合わせています。そのクセとは…
「着弾ダメージは機工士本体のクリ値・DH値を参照せず、ワイルドファイアが付与された時点の防御力およびバフ・デバフをもとに計算する」
という性質があるようです。
(以前フォーラムで見かけた気がしますけど…ちょっと見当たりませんね…)
裏を返せばワイルドファイアはバフ・デバフが切れるギリギリに滑り込みで入れてもOKと言えます。ギリ過ぎるとヒートブラストには一切バフが乗らないのであんまりないシチュエーションですけど。
最新のコンテンツではなかなかありませんが…例えば4層ならアースエーテルのストンスキン前にワイファイを付けておけばシールド無視のダメージを与えられます。(例え話です)極リオレウスなんかだとより分かりやすいです。ダウン中にワイルドファイアをセットしておけば、空を飛んでいる状態でも付与時の防御力を参照するため大ダメージを出せます。
ワイルドファイアのクリティカル
クリティカル、DH両者を3000オーバーにしてもほとんど通常HITしかしないのは先程挙げたアビリティの癖が影響しています。
本体のサブステを参照しないクリ率・DH率なので、つまるところリタニーやらタンゴやらステップやらいくら盛っても大抵同じようなダメージになります。
連環計のみ考慮するとして、それぞれの発生率は…クリティカル率はMAXで15%。ダイレクトヒットは0%です。
そりゃ出んわな…という感じ。ここまでサブステが関係無しとなると、もしかして意思力も影響なし…?とか考えてしまいますが、実際にはどうか分かりません。
サブステについて、以前書いたことがあるのでそちらも参考までに。(更新がかなり前ですが)
「機工士」のバーストについて

忍者がいる場合なら、合わせるタイミングは基本的に1分おきで良いと思います。以前書いたオートマトンの記事ではだまし打ちに最適化させるべきと記述しています。この考えは今でも変わっていません。
いない場合は2分毎になりますが、1分で合わせられれば2分時点でも3分時点でも噛み合うので1分間隔がオススメです。というか理想の回しをしているとほとんどが1分ぐらいでバーストを迎えます。(バッテリー、ヒートゲージの関係上)
もちろん、PT構成やコンテンツによって左右されるためその都度変えていかなければいけません。
例えば零式:共鳴編2層なら序盤のガルーダ&イフリートフェーズでだまし打ち・連環がない側を攻撃していますし、4層では雑魚フェーズ入りなど強制的に飛ぶ時間が出ます。
そこでゲージを溢れさせたり、シナジー無視のバッテリー満タンオートマトンを出すぐらいなら少し早めに召喚→バーストにあわせるなどして少しでも稼ぐのがDPSアップのコツです。
余談:機工士のサブステータスは賛否あり?
特にあれこれと検証したわけではないので参考程度にしてください。→ざっくりですがやってみました。
僕の場合は共鳴編4層特化であるためスキルスピードが1040を超えて1100を超えないレベルに調整しています。
SS1040(GCD2.43)を満たしつつ、1分に1回の確定クリダイをさらに増幅すべくクリティカル偏重のサブステ選択にしています。
ネットで「機工士 最終装備」とか検索するとSSは全く盛っていません。
意思力によるベースダメージとSSによる手数の多さ(ギリギリあと1手多く入るとかそのレベルの差)を天秤にかけたとき、正直なところ意思力>SSだと思っています。(いました。)あくまで今の装備は共鳴編4層にフォーカスした結果…です。
最終的には意思>SSでほぼ揺るがないのではないかと。
ドリルとエアアンカーが固有リキャストタイマーを持っている場合WSであることと、ヒートブラストがGCDによらず1.50秒リキャストであることが、意思>SSの構図を作っているのだと思います。
実際に分解して見てみると…通常コンボ(ヒートスプリット→ヒートスラッグ→ヒートクリーン)がだいたい55回のキャストなのに対して、ヒートブラストは115回ほどキャストしていました。
ヒートブラスト、つまりハイパーチャージ中はSSがどうであれ1.5秒で回り続けます。そう考えるとやっぱり意思力が強いのではないかと考えちゃいますね。
なのでこの辺りはコンテンツに合わせたり個人の好き好きによって変化していくものでしょう。
SSを盛るならコンテンツにあわせて最適化し、盛らないならいっそのこと0にしましょう。SS380の基礎値のみで勝負するのが良いと思います。中途半端が一番よくないかも?
まとめ

スキル回しはほとんどのコンテンツでこの形でOKです。PTシナジーによって少しは変化しますが、1分間隔で意識していれば2分時点でも自然と噛み合ってきます。
サブステータスに関してはSS盛りにしていますけど、スキル回しには影響はありません。木人ならではの理想値なので実際のコンテンツとは違ってきますし、4層のように突然雑魚フェーズが始まったりしてリキャストが一斉に揃うこともあります。
本題であるスキル回しの話題から少し逸れていましたが、サブステも地味にスキル回しへ影響を及ぼすので一応紹介しておきました。
おまけコーナー
どうやら機工士というジョブは1分間あたりのスキル入力数(CPM-Click Per Minutes)が全ジョブ中2位らしく、運指はほどよくこなしていく必要があります。
共鳴零式1、2層ジョブCPM
CPMとは1分間の平均アクション使用回数のことで、おおよその指の忙しさを見ることができます。
Jobs by cpm E5S, E6S (Based on top 50 logs)
source : https://t.co/Bn03bM3bwq pic.twitter.com/cHCihMZgcU
— De Het (@chkawanai) April 16, 2020
思っていたより手数が多く入力ラッシュな機工士ですが、パッド適正はかなり高めなのでそんなに大変ではないですね。忍者のテクニカルさと比べると機工士は易しいですね。
Xホットバーも1ページ+8つで十分収まりきっていますし、ボタン入力数こそ多いものの中身は単純です。とにかくブンブン回すのみ。
DPSを出すには連打力とギミック処理の掛け算なのでしっかり手に馴染めば比較的難易度は易しめだと思います。
にしても、結構ボタン押してるな…と改めて感じる内容でした。