FF14における忍者は近接DPSジョブのうち、高めな操作難易度とそれに比例するポテンシャルを秘めています。
忍術の仕様上、キー(ボタン)を押す回数が他ジョブと比べて圧倒的に多く、リソース管理や方向指定など様々な要素があります。
そこで今回は
レベリング中に習得したい忍術スキルの心得
こんな題材で少しテクニック的な部分をお伝えしたいなと思います。忍術の操作でもたついてしまったり、やや難しいなと感じている方は是非御覧ください。
Lv70で変わる忍術の意識

単体向けの忍術は雷遁、土遁を使用し、複数向けでは火遁、土遁を使用します。
これに加えてアビリティ「天地人」を使用して特殊な発動状態へと移行します。
Lv70からはさらに忍術の使用頻度が加速していくため、何がどの忍術に対応しているのかを理解して頭に入れておくのが良いでしょう。
天地人は3つ印それぞれを1度ずつ、印を押した即座に忍術が発動するシステムです。GCD3周分で3つの忍術をキャストしながら、印を結ぶ機能も踏襲しています。
つまり、結ぶ印の順番によってはDPSがガクっと下がる恐れがあると。
これらの3つ印から、発動パターンは全部で6通り存在します。
アビリティ「天地人」をうまく使うためには
- 次にどんな攻撃がくるか
- 移動を挟むか
- だまし討ちのリキャストはどうか
など、気にするべき内容がいくつもあります。
天地人使用時の忍術キャストパターン天→地→人
風魔手裏剣→雷遁→風遁
天→人→地
風魔手裏剣→火遁→土遁
地→人→天
風魔手裏剣→火遁→水遁
地→天→人
風魔手裏剣→氷遁→風遁
人→天→地
風魔手裏剣→氷遁→土遁
人→地→天
風魔手裏剣→雷遁→水遁
結び | 印1 | 印2 | 印3 | 合計 |
---|---|---|---|---|
天地人 | 500 | 800 | 0 | 1300 |
天人地 | 500 | 500 | 900 | 1900 |
地人天 | 500 | 500 | 600 | 1600 |
地天人 | 500 | 400 | 0 | 900 |
人天地 | 500 | 400 | 900 | 1800 |
人地天 | 500 | 800 | 600 | 1900 |
(土遁の900は完走時に限る)
「天地人」では必ず3つ目まで忍術が発動するため、絶対に適当に押してはいけません。
風遁がかかっている状態で3つ目の印で「天」を選択してしまうのは避けておきたい忍術パターンですね。
いずれにせよ人の印が最後にくる印の結び方ではダメだということです。
単体、複数問わず最後に来るべき印は「だまし討ち」と、Lv72からは「命水」が上がっているかどうかで決めます。
だまし討ち(+命水)がある
→ 水遁(天の印で終わる印パターン)
だまし討ち(+命水)がない
→ 土遁(地の印で終わる印パターン
基本的にはこれで使い分けておくと良いと思います。
土遁が既に設置してあったり、動き回る敵やAoEを残す敵に対しては雷遁で。
「天地人」を含め、忍術のキャストを難なくできるようになってきたらLv76までしっかり練習しましょう。
Lv76移行は活殺自在が鍵を握る

Lv76からはいよいよ本格化し、忍者がもっと強くなるための重要な要素として活躍しはじめます。
具体的に言うと「活殺自在中の火遁、氷遁が爆裂パワーになる」というもの。
もともと持つ「忍術の威力が30%上昇する」特性に加えて、火遁と氷遁が置き換わり「劫火滅却の術」、「氷晶乱流の術」へとアップグレード。
それぞれどちらもスペック上でみても威力が1.5倍になってます。さらに30%の上乗せがかかるため超超超重要な忍術になっているのです。
基本威力に差があるため、通常よく使う場面ではこれまで雷遁を使用してきました。
が、Lv76のマスタリーによって氷遁の印で単体火力を出す流れへと変化します。5.x以前ではPvPぐらいでしか使われていなかった氷遁のドマイナー印パターンが、5.xシリーズからは最もダメージが出る必須印パターンへと進化を遂げています。
つまり何が言いたいのかというと…
氷遁の印パターンを自在に扱えるようになってほしい
ということ。これプラス、前述の「天地人」においても不自由なく使えたほうが圧倒的に強いし楽しいです。
天地人の印パターンで時間効率が良い単体向けの最高火力は
人→地→天 の 風魔手裏剣→雷遁→水遁(合計威力1900)です。
(天→人→地でも土遁が完走したときは同じ威力になります)
Lv76になってもLv80になっても氷遁の術は使用しません。あくまで印パターンだけ使って活殺自在中に氷晶乱流にするだけです。
氷晶乱流に手を慣らそうとする訓練はそれはそれで重要なのですが、天地人の印の最中に手が滑って氷遁を結んでしまったとなる状態は避けたいかなと。
今まさに忍者をレベリングしているのですが、土遁を敷いているにも関わらず天地人で最後に地の印を結んでしまい早々に土遁を更新するなんていうやらかしがいくつもありました。
IDでは1グループにつき3~4体の敵がいますし、ここに火遁を打てず氷遁を結んでしまったり、半分もいっていない土遁を上書きしてしまうともったいないですね。
カンペを用意するのも良い
忍術は覚えておくほうがいいですが、ふとドわすれしたりギミックの嵐で混乱することもないとは言えません。
ですので、余っているホットバーに忍術の組み合わせ順を入れてカンニングペーパーにしてしまいましょう。

活殺からの印
まとめ

というわけで以上がレベリング中にぜひとも習得したい忍術の心得でした。Lv70で覚える「天地人」の癖、3つの連続した忍術キャストをいかに自分のものにできるかが重要です。
さらに、これまで全くと言っていいほど使う機会がなかった「氷遁」の印。
活殺自在中のみとはいえ普段慣れない印パターンを高速で結ぶことから、手の自由さ、制御具合が光るジョブになっているのではないかと思います。
その上で方向指定を決め、風遁も維持していくので難しさはピカイチ。ですが、難しさの裏にある楽しさもまた強いです。
どんどんスキルを磨いて楽しいプレイングを味わっていきましょう!