本体の火力の約10%を担うこのオートマトン・クイーンの仕様について、まだまだ知識が及ばずなぁなぁになっている部分があるんじゃないでしょうか。
今回はオートマトン・クイーンをどう使えば機工士のDPSアップにつながるのかも改めながら、知識を整理してみます。
オートマトン・クイーンは機工士の総DPSのうち約10%を占める

とあるデータログ解析サイトのランキングやプレイレポートを眺めてみると、どうやら機工士のDPSは本体9割、クイーン1割がほとんどのグラフになっているらしい。シナジーと噛み合えばそれだけ高くなるが、適当にやっていると9%前後に落ち着く様子
と、ざっくりしたデータを見てきました。あくまで参考値ですけどね。
10%に到達するにはシナジー合わせ必須
機工士の総DPSのうちオートマトン・クイーンのダメージが10%あれば、機工士の仕様について理解があると言えます。
理解というのは「オートマトンの仕様」、「ギミック理解度」など。最大限オートマトンを有効活用するための情報のことです。忍者がいる場合といない場合では機工士の難易度はちょっと変動します。
忍者がいるPTの場合はオートマトン・クイーンをだまし討ち基準で召喚するため、バッテリー100で召喚するのはそんなに多くありません。むしろ時間を調節して80や90で出すタイミングのほうが多いくらい。まだプレイしはじめて1ヶ月も満たないので(令和2年3月11日現在)まだまだ経験値は足りていない方ですが・・・少なくとも自分はそうでした。
一方で忍者抜きのPTなら120秒周期でバフ合わせを狙っていくのが基本的な流れになります。
とはいえずっと溜めているとバッテリーがあふれるので、だいたい60秒に1回のペースで召喚するのが無駄なく効率的。おまけに、バッテリーはだいたい60秒あれば100たまります。
パイルバンカーは召喚時のバッテリーによって威力が上がるため、クリティカルやダイレクトヒットを期待するとバッテリー100で呼び出したほうが強いです。バッテリー10あたりの攻撃期待値はほぼイーブンではあるものの、連環計やステップ、リタニーなど考慮すると話が変わるのでほどほどに。
これらを頭に入れてもう一度忍者入りと忍者無しを比較すると
忍者ありのPT
- 60秒毎にクイーンを召喚するが、だまし討ちは効果時間15秒なのでパイルバンカーまできっちり入るように調整する必要アリ
- バッテリーが溢れそうになるのはほとんどない
- だまし討ちが入った後、次にクイーンを召喚するのはバッテリー100溜まっているなら54秒後、55秒後付近
- 100以下ならバッテリー10毎に-2秒ずつ考慮する
忍者無しのPT
- 120秒と180秒ごとのシナジーにあわせてバッテリー100で召喚できれば良い
- シナジー以外のときは任意で遅らせたりできるので結構フレキシブル
- バッテリーが溢れないように使っていく
- ターゲットにデバフを付与するだまし討ちと比べ、機工士本体がもらうシナジーでは恩恵を得やすい
と、こんな感じで少しずつ難しさが違っています。
僕の場合は忍者入りの固定PTなので60秒ごとにオートマトン・クイーンが稼働しているべき。
注意するのは60秒ごとに召喚…ではなく、60秒毎にはきっちりオートマトン・クイーンが動いていなければならない所ですね。
オートマトン・クイーンは召喚から5秒間は動かないので実際の稼働時間は最大で15秒。だまし討ちとちょうど同じタイミングで動き出したとしても、パイルバンカーのモーションは大きく遅いのでだまし効果時間中に乗せるにはちょっと早めに呼び出さないといけません。
60秒ごとにオートマトン・クイーンを稼働させている というのが、実のところ案外難しかったり・・・?忍者入りのPTで機工士の難易度が高くなる理由はこんな感じです。
召喚から稼働までの猶予は10秒ぐらいに設定しておいて、その間任意にトリガーできたらいいんですけど・・・。
クイーンのアクション効率
オートマトン・クイーンが出す攻撃は3種類あり、履行技のパイルバンカー以外の2つはダメージ効率は同じです。
クイーン・アームパンチ:1.5秒/威力150
クイーン・ローラーダッシュ:3.0秒/威力300
クイーン・パイルバンカー:初期威力400 バッテリー10ごとに+80 最大で威力800
ダメージ効率については有志が検証してくれているのでこちらを参照
機工士のオートマトン・クイーン、いつ出すか – lodestone
ひとつ違うのはパイルバンカーのダメージ。前述したようにクリティカルやダイレクトヒットでの差がすごいです。なるべく100で召喚したいのはクリダイ時に大きなダメージ幅があるからです。
クイーンの仕様

バフの恩恵
オートマトン・クイーンの攻撃力は機工士本体のバフ状況を反映するため、シナジーバフや強化薬が反映されます。
120秒、180秒、240秒…シナジースキルの周期にあわせてオートマトン・クイーンも強くる・・・といった具合です。
バフの恩恵はバッチリ得られるものの、だまし討ちや連環計などのボス本体へ付与するデバフでは、複数体を相手にするときに有効活用できない。なんてこともあります。
攻撃対象

基本的には機工士本体と同じターゲットを狙う。3m以上離れていればクイーン・ローラーダッシュで突撃します。アームパンチとローラーダッシュのダメージは数値だけでみると同じ(クリダイで少し幅はありますが)
ターゲットするモンスターがいない場合は攻撃せず機工士の傍で待機し、機工士本体が何もターゲットしていない状態で稼働時間が0秒になると、パイルバンカーを出さずに帰還します。(超ロス)
余談ですが、機工士本体と違うターゲットにロボが飛んでいくバグ?仕様?があります。厄介ですが解決策はわかりませんでした。
準備期間と実稼働時間

オートマトン・クイーンの仕様として「召喚後5秒経ってから動き出す」準備期間がある所。つまり召喚=即稼働ではなく、5秒もタイムラグがあるのを理解して使用せねばなりません。
バッテリー別有効時間は下記の通り。
- 50→12秒
- 60→14秒
- 70→16秒
- 80→18秒
- 100→20秒
だまし討ちを見てから急いで召喚した場合、だまし討ち中にパイルまできっちり入るのはバッテリー50のときのみです。(安定をとるためバッテリー60は考慮しないとして)。
バッテリーは小出しにできないため、呼び出すタイミングは重要です。
「適切なタイミングで呼び出さなければ周期が狂い、オートマトンの制御が難しい状態になる」。
呼ぶタイミングを間違えると周期を修正できない・・・と思いきや、案外そうでもなくちょっと調整すればバーストにあわせられます。
次のシナジー前に溢れそうだなと思ったらバッテリー50でさっさと召喚してしまう、とか、ヒートゲージをうまく使って時間を稼ぐ、など先読み先読みで行動してようやくDPSが10%に到達できる、ような感じです。ロボで差が出るといっても過言ではないですね。
バッテリー調整

オートマトン・クイーンは基本コンボで10とエアアンカーで20溜まるので開幕や履行後は案外サクサク溜まりますが、忍者とのシナジーを考慮すると
このシーンではバッテリーを貯めたくない…なんてシチュエーションに遭遇するのはよくある話。
そんな時はコンボを2段目でとめてハイパーチャージに移行したり、ワイルドファイアリキャスト中はバレルヒーターによるヒートゲージ+50で無理やりハイパーチャージをONにして時間を稼いだりして調整します。
バッテリー80→90になるまでは最短で7.5秒(SSを考慮しない場合)
「コンボは15秒間切れない」仕様を利用し、ここにハイパーチャージを挟み込みます。
クリーン>スラッグ>ヒートブラスト×5>ドリル>クリーン
と、ドリルのリキャ管理を都合よく処理した場合は最長で10秒稼げます。
機工士をやっていると少なからずヒートクリーンショットを打ちたくないシーンがあるので、うまく使っていきたいところ。
まぁ、上記は基本的にだまし討ち合わせ用になるのですが、バッテリー管理はできるに越したことはないということで。
まとめ

オートマトンを最大限に活用しようとすると、機工士はゲージとリキャスト管理が案外と難しい・・・というのが素直な感想です。
プレイングを見直してるとうまく合わせてられなかったり、焦りすぎてコンボもめちゃくちゃだったりしていたので練習の一環として知識の整理をしなおしてみました。
ヒートゲージもバッテリーもうまく噛み合ってキレイに回せたらもっと楽しそう。まだまだ改良の余地有りということで、もっとうまくなっていきたいですね!