各ステータスに早見表を追記しました。100刻みでデータ表を作っています。
強くなるにはどのような方法があるでしょうか?
プレイヤースキル等の熟練度、アイテムレベル上昇など、腕や装備で変わるのが大きく影響します。
とはいえ装備に関してはパッチが来ないと上昇していきません。
手っ取り早く強くなるには、腕を磨くかサブステータスを盛るぐらいしかないでしょう。
そこで最も重要なのが「マテリア装着によるサブステータス増強」です。
魔典装備にもマテリア装着スロットがあり、禁断装着こそできませんがある程度思い通りにステータスを伸ばすことができます。
では、何を伸ばせばいいのか?
これに気がかかって夜も眠れません。
そこで、今回はマテリア装着に大切な「サブステータスの恩恵」についてまとめていきたいと思います。
調査にあたり下記サイトを参考にしました。
また、随所に表がでてきますが、概算としてご覧ください。
パッチ5.0のサブステータスを知る

まずはじめに、各種サブステータスの概要と上昇率を知っておきましょう。
◆各種サブステータスの概要 | ||
ステータス名 | 効果 | 備考 |
---|---|---|
クリティカル | 一定確率でダメージにボーナスがつく | 高ければ高いほど発生しやすく、ダメージ量も増える |
ダイレクトヒット | 一定確率でダメージにボーナスがつく | ダメージ割合125%固定のクリティカル。 クリティカルをAとするとダイレクトヒットはクリティカルBといえる。 クリダイ(両方発生した場合)はめちゃくちゃ強い。 ヒールには適用されない |
意思力 | 攻撃力、ヒール力が上昇 | 運に左右されず、ダメージ量の底上げになる。堅実的 |
スキル/スペルスピード | ウェポンスキル使用時のクールダウンが早くなる | GCDの回転率が上がるので純粋に手数が増える。 効果時間が短い攻撃力上昇バフ中に使える技が増えて強くなる。 |
不屈 | 与ダメージ/ヒール率アップ、被ダメージ率ダウン (タンクのみ) |
意思力と似ているが 被ダメージをカットする効果がある。 「与ヒール力」であるので注意。 |
信仰 | MPの自然回復量アップ (ヒーラーのみ) |
MPは他人からの供給がなくなったのである程度必要かも? |
パッチ5.0のサブステータス反映率

(※画像に深い意味はありません)
端数は切り捨てです。
表にマテリア1個あたりでの数値を記載しました。
が、端数は切り捨てになるので最終的にはサブステータスの合計値で計算してください。
◆各種サブステータスの上昇効果 | |||
ステータス名 | ステ上昇に 必要な数値 |
エクス/メガ/ハイ マテリジャ1個での上昇量 |
Lv80の基礎値 |
---|---|---|---|
クリティカル | 16~17 | 0.3/0.1/0.2 (%) | 380 発動率5%、ダメージ倍率140% |
ダイレクトヒット | 6 | 1.0/0.3/0.6 (%) | 380 発動率0%。ダメージ倍率一律125% |
意思力 | 25~26 | 0.2/0.0/0.1 (%) | 340 |
スキル/スペルスピード | 25~26 | 0.02/0.00/0.01 (sec) | 380 |
不屈 | 33~34 | 0.1/0.0/0.1 (%) | 380 |
信仰 | 22※ | 0.2/0.0/0.1 (mp) | 340 |
※GCDはSS101~102で0.01sec単位の短縮です。
※信仰によるMP回復のみ、0.1%ではなく回復量が1上昇します。(?)
(信仰については調査を継続していますので、随時更新します)
エクスマテリジャ(Materia Ⅷ)が最大値の+60
メガマテリジャ(Materia Ⅶ)が+20
ハイマテリジャ(Materia Ⅵ)が+40
マテリジャ(Materia Ⅴ)が+12(表には記載していません)
となっており、エクスマテリジャとハイマテリジャは禁断1つ目まで装着可能。
このことから、3つはエクスマテリジャ、残り2つはメガマテリジャとするのが最強の禁断になりますね。
妥協ポイントは3つ目の穴です。
本当はエクスマテリジャを装着したいところですが、手持ちのギル次第ではハイマテリジャを選択することになるでしょう。
残りはさすがにメガマテリジャを装着するべきですが、3つ目だけは今後のマーケット市場が許す限り頑張りたいところですね。
エデン零式が開放される前にギル集めをしておくとGOODです。
また、買うなら今の安いうちに買って貯めておきましょう。
禁断で需要がバク上がりするのは目に見えている!間違いなく商機!(○ウバーン風に)
サブステータスをさらに詳しく
ヒーラーは全くプレイしておらず、MP回復量に影響がある信仰についてはどの程度の影響があるのか不明なため、この項目では割愛します。
クリティカル
クリティカルは16~17で0.1%上昇します。(便宜上、計算は16で行っています)
装備やマテリアで+1,000された場合は単純に計算して(1,000÷16)*0.1=6.25%。
ざっくり計算でいくと+160で1%です。
つまり+1600あれば基礎値を含めて15%のクリティカル率になります。
基礎値込みの数値でいうと1,980。
さらに、クリティカルは発生率だけではなくダメージ量もボーナスがついていきます。
+1600では10%の上昇量になるので、基礎値140%に10%を上乗せした150%がクリティカルダメージの値に。
後に紹介するダイレクトヒット(DH)とは別枠になり、
クリティカルとDHが両方乗ったクリダイ(ダメージのフライテキストに!!が付く)はえげつないダメージを叩き出せます。
高ければ高いほど、発生率もダメージ倍率もどんどん上がっていく最強ステータスです。
逆に、低いクリティカルは意思や不屈以下にも十分なり得るのである程度は伸ばしておくべき。
ダイレクトヒット(DH)
ダメージ倍率は125%で固定ですが、上昇量が非常に高いのとクリティカルと共存できるのがなかなか強いです。
数値6につき0.1%上昇するのでエクスマテリジャ1個で発生率が1%アップします。
24(0.4%)でDPSが約0.1%上がるそうです。
これは意思力でいうと25。
と、いうことは…?
ダイレクトヒットを24積むのと意思力を25積むのではほぼイコールの数字になる、ということ…。
分かりやすく計算してみるとこうです。
ダイレクトヒット+1,500のとき、ダイレクトヒット発生率は25%
4回に1回125%のダメージを与えたとして計算します。
10,000与えるスキルがあったとして、4回中1回ダイレクトヒット発動、残りを通常だとしたら
12,500+10,000(3)=42,500
全くダイレクトヒットが出なかった場合は40,000ピッタリですが
発生率25%なので1回あたりの期待値は10,625になりますね。
これと意思力+1500の6%上昇を比較してみます。
同じく10,000ダメージの技だとして、1回あたりのダメージは
10,000(1+0.06)=10,600
かけることの4で 42400。
…意思力を上回った!
ざっくり計算でもこのように、1回でもダイレクトヒットが出ればプラスです。
意思力を6%上げれば運に左右されず毎回10,600を出せますが、+1500積むのであればダイレクトヒット>意思力になりました。
とはいえ、ダイレクトヒットはヒールに全く影響しません。Zero Effectと呼ばれている、いわゆる効果ナシ。
ヒールでの期待値がまったくないので、攻撃とヒールを両立するヒーラーはダイレクトヒットよりも意思力のほうが重要になってきますね。
意思力
意思力は25~26で与ダメージ、与ヒール量が0.1%上昇します。
クリティカルやダイレクトヒットとは違い、ベースダメージの底上げになるので運に左右されないのが特徴的です。
意思力+1000で4%上昇。
250あたり1%のざっくり計算でOKです。
スピード
スキル/スペルスピードは101~102でGCDを0.01sec短縮できます。
より細分化して、50刻みのGCD短縮の表
不屈(タンク専用)
こちらは計算式が複雑になるため33で0.1%上昇の計算にしています。
タンク専用のサブステータス「不屈」。
不屈は33~34で0.1%与ダメージ/ヒール量上昇にくわえ、ダメージ軽減率が上昇します。
硬さを求めたならば、必要なんじゃないか?と思われがちなんですけどね…。
実はそうではないんです。
僕は不屈について知ったとき…
「これ、いる?」
というのが素直な感想でした。
実質、タンク専用の「意思力の下位互換」みたいなものですし。
(※あくまでイメージです)
まぁ、クレメンシーやらオーラ等回復技はありますが…なかなか使う機会はないので無視してもいいレベルだと思います。
よって、運に左右されないステータスを底上げするのであれば不屈よりも意思力を上げたほうが良いのでは?という結論に至りました。
カット率についてはこれより下で解説します。
+1,000積めば3%のダメージ上昇と3%の常時カット。(不屈330で1%と考えればOKです)
それと、全タンクが持っているタンクマスタリーは20%カット。
例えば10,000の基礎ダメージを持っている敵の技があったとしたら…
不屈+1,000の場合、20%カットに3%カットをのせて
受けるダメージは 10,000*(1-0.2)*(1-0.03) =7,760。
つまり、不屈によってカットした数値はたった240です。
FF14のダメージ軽減は乗算なのでこの計算式になります。
もうちょっとリアリティのある(?w)数字で計算してみましょう。
ボスモンスターの大技で軽減せずに受けてダメージが80,000ぐらいあったとしたら
素で受けたとき(タンクマスタリーと不屈のみ)は17920軽減されて62,080のダメージを受けます。
とはいえ、こんなダメージを受けるのが分かっている場合は基本的になんらかのバフを炊いて処理しますよね。
例えばランパート。被ダメージを20%カットしてくれます。
受けるダメージは 80,000(1-0.2)(1-0.2)(1-0.03)=49,664。
カットされたダメージは 30336です。
上記を不屈+3000に持ってみたらどうなるか?
(不屈+3000→9%上昇)
80000(1-0.2)(1-0.2)(1-0.09)=46592。
その差わずか3072。
これに対して、僕のIL437ナイトにおけるHPは飯抜きで112380あります。
基礎ダメ80000の技をランパ込みで3000軽減したところで、さほど変わらないんじゃ?と。
それに、+3000って結構ハンパない数字だと思うんですよ。
僕のちょっと前の装備(ほとんど魔典)で、不屈が1875です。

不屈1875は基礎値380を引いた数字のカット率でいうと4.5%。計算式→((1875-380)/33)*0.1=4.530(コンマ1以下切り捨て)
これにマテリア込みで+3000を目指すとなると、上昇させねばならない数値は1505も必要になってきます。
1505ってマテリア換算でいくつよ?って話です。
ちなみに、この分を丸々ダイレクトヒットに換算した場合はダイレクトヒット発生率25%にも及びます。
不屈を積むメリットって一体…?って、なってきませんか?w
不屈+1505でダメージカット率を4.5%上げる間に、意思力なら6%上昇しています。
クリティカルならば9.4%上昇。
不屈、どうですかね…?
僕はいらないんじゃないかと思います。
不屈を盛るよりダイレクトヒットを盛りますね。
とはいえ、装備が整っていない状態だと、防具の防御力もVITも低いですし、常にカットできるのであればある程度の硬さにはたどり着けるかもしれません。
しかし、33上げてようやく0.1%の上昇と考えると効率が極悪。
エクスマテリジャ3個にメガマテリジャ2個の禁断をフル不屈にしたとしても不屈は+220で、カット率は0.6%です。(コンマ1以下切り捨て)
不屈はマテリアで盛る必要なし。
装備に付与されている分で十分ですね。